1948-06-10 第2回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号
極力かかることのないように今後も圖るつもりでございまするが、併しながら先程申します通り、非常に足らんというので私は心配しておつたので、餘つたと聽いてむしろほつとしただけでありまして、それ程それが餘つて始末に困つて取上げられるというような結果までは豫想せずに、私としては二月以來、むしろ喜んでおつた次第でありまして、その點が甚だ迂闊と言えば迂闊でありますが、私としてはやつとこれで喜んで呉れる、今まではどうも
極力かかることのないように今後も圖るつもりでございまするが、併しながら先程申します通り、非常に足らんというので私は心配しておつたので、餘つたと聽いてむしろほつとしただけでありまして、それ程それが餘つて始末に困つて取上げられるというような結果までは豫想せずに、私としては二月以來、むしろ喜んでおつた次第でありまして、その點が甚だ迂闊と言えば迂闊でありますが、私としてはやつとこれで喜んで呉れる、今まではどうも
併しながら貸付事務そのものに私共はタツチしておりませんので、計數的にどれ程の資金が餘つておるのか、足らんのか、或いは申込件数がどれくらいあるか知らんのでありますが、一般のものの、會員の苦情としては、當然こういうものに多少の苦情はあり勝ちでありますから、その多少の苦情を除いては、大體圓滑に進行しておるものと、私は當局を信頼しまして確信しておりました。
そうすると親切が餘つてかえつて地方にとつては迷惑な事態になるという點をお考えいただきたい。そしてもちろんこの豫算ではわれわれとしては不満である。不満ではあるがまずこれをのむことを前提としましても、三十一億もすべからくこの舊價格によつて計上して、そうしてそれを舊價格で支拂うような措置を講ぜられるのが當然である。現實にまだ金をもらつていないのですから、豫算的措置が早く濟んだところでもらつていない。
なぜかならばその十人の人が手が餘つて來る。そうすると今まで一生懸命にやつておつた初めの十人の人が馬鹿々々しくなつて、遊んでいる者があるのに自分らだけが忙しくやるのは馬鹿々々しくなり、それで能率は俄然八十に下るのであります。これが實際事業の經營をしておりまして痛切に感ぜられることなんであります。それが現在の國有鐵道事業、國有通信事業の状態でないかと私はひそかに憂えるのであります。
お話のようにこれは止むを得ないのでございまして、大體各自治體ともこの程度のことは取らざるを得ない立場になると思いますが、併し非常に裕福な自治體であるとか、或いは非常に事業費その他が運用がつく筈のものが、運用が資材が手に入らなくてつかなかつたということで、或る程度餘つて來るところ、或いは思い切つて人員整理ということをやつて、人を少くしている自治體でありますとか、その他事業費を天引にして、尚これを節約するということにいたす
しかしどうも行政整理ということも、過去のいろいろな例から考えてみますと、實際に勤めておる人間はあまり整理しないで、ただ豫算の上の餘つておる定員だけを整理して、行政整理をしたというように、かつこうだけをつけられる可能性が多分にあるわけであります。そういう點についての大藏大臣の御意向を、重ねてで恐縮でありますが、お伺いしたいと思います。
○小坂政府委員 これは金が餘つて、使い途がないから貯蓄するという意味の預金というものは、ないだろうと思いますが、資金が放出されまして、それが消費されますまでの過程におけるテンポラリーなものを囘轉していくという意味における短期の預金というものは、相當考えられる、その時期のずれを利用して貯蓄していくという考え方でいくより、しかたがないじやないかと思います。
しかしそれには單に人が餘つておるから整理するということではなくて、全體の經濟計畫とにらみ合わせる雇傭計畫を立てまして、その上に立つて整理すべき人員を確定してかかる必要がある。
現在一番問題になりますところの國鐵の從業員諸君の剩員の問題にいたしましても、現在の人間は戰前よりも二倍になつておるということを、ちよつと聞かされた記憶があるのでございますけれども、輸送の面から見ますと、現在輸送しなければならないものが、戰前のやはり二倍以上なのでありまして、この點から言つても、どうしても人間が餘つておるということにつきましては、事實について仕事をしていくという面からいくと、われわれ絶對
こんな關係で多くのものが地に失われ去つたようなわけでございますが、そこで今日一萬三千に餘つておるような國寶及び重要美術を一度一つにいたしまして、この中から特に重要なものを選び出すという方に、この國寶調査委員のお仕事を向けて頂いて、特に何千點かのものは、これを、何と申しますか、本當の國寶として費用の許す限りにおきまして、管理費用も出して頂き、國家が立入つたお世話の下に、これを庇護して頂く。
企業再建整備の結果、將來いろいろ人も餘つてくると思うのでありますが、この受入れをする大きな場所は、私は、やはり中小工業者だと考えておるのでありまして、そこへそういう受入態勢をつくる意味においても、ぜひ實現をいたしたい、かように考えておる次第でございます。
今日非常に住宅に困つておる人が、ほんとうに現在いわゆる占領軍の保護というものがなかつた場合には、どういう結果になるか、おそらく今日家がなくて困つておる者は、餘つておる家にもつていつて収容しなければどうにもならぬ。それに對して大きな家屋をもつておる者、遊休施設をもつておる者がこれを開放しなかつたならば、當然おそるべき状態が起る。今日それらの人は保護を受けておる。
しかし農村人口があり餘つて耕地が細分化いたしておりまする現状におきましてはただちにアメリカのこの事例をもつて云々いたしましても、そんなことは空念拂だという聲もあることだと思いますが、われわれは機械が仕事を殖やし、仕事が殖えれば多くの人口が維持、包擁ができるし、經營の多角化が地についてくると固く信じております。
御承知のように電力の需要は季節的にも違いますけれども、一時的にも違うのでありまして、一日の一番使う時間には非常に困るのですが、他の時間、皆が休んでおる時間には電力は比較的餘つておるのでありまするが、これを電氣運轉にいたしますると、皆の人が眠つておる時でも列車は走つておりますから、有效に電力を使うことができるというような、こういう面もあろうと思うのであります。
それとともに、なおこちらから希望を言えば、向うの注文を受けたときに、海南島の鐵鑛であるとか、中支の鐵鑛、あるいはその注文に必要なるそして中國で餘つておる粘結炭その他鐵鑛石というふうなものが、先にこちらへ入つてくるかどうか。あるいは入つてこなければ、それは一應ドルの了解を求めて支拂つて、生産にかかり得るかどうか。そういう點、こまかいようでありますが、お伺いします。
その結果手持ちの餘つておつた砂糖が三百五十トンくらいあるということでありまして、東洋釀造におきましては、終戰後今まで自分の手持ちの乾甘藷を使つておつた數量だけ乾甘藷で返してくれるか、あるいはその代りとしてこの三百五十トンをよこせという交渉を始めたのでありまして、これが決定につきまして農林省と會社との間に話がついて、結局三百五十トン甘藷は、當時の食糧事情の關係から渡すわけにいかないので、代替物として三百五十
尚電力の需給の状況は、從來は冬の渇水期、或は夏の渇水期というような水力發電が減退した場合に不足を生じ、春の豐水期とか、秋の出水時等には電力が餘つておるというのが從來の状態でありました。それが最近、特に本年度に入つてから電力需要が非常に増加いたしまして、戰時中の最高能力、これは一日平均約一億キロワツト時でありましたが、それを幾分凌駕する程増加して參りました。
同時に農民の生産品を加工するものでも、農家の餘つておる勞力を利用して、他の品物を生産する場合における工業設備も、農村に移行して來る時には農村工業とみなす。又これも我々は將來相當に考えておる、かように申し上げて置きたいと思います。
前の藷類課長さんのお答えは、種芋が餘つて、輸送の面だけで行き結まつて、仕方がないから、これを澱粉にしてしまうという答えを得ております。どうぞもう少し打合わせて、ほんとうのことをお答え願いたいと思います。
企業の合理化ということは、直ちに企業整理で首をきらなければならぬ、いわゆる人間が餘つておるという、ただその一つの點だけに歸納するということは間違つておると考えるのであります。先ず經營者側の經營面の合理化を圖らなければならぬ。
こつちだつて餘つて贅澤しておる譯ではないのですけれども、外になかなか割出して見ても出そうな部屋も澤山ないようですから、委員會の部屋を控席の方に割愛される方法はないものか、その點も御研究を願いたいと思つております、小委員會ができますれば……。
「職業の紹介」というようなことは、從來ともすれば受身の状態で、求人によつて紹介をするという方法を採つている、それだけでは今日の事態に即しないのでありまして、職業安定局といたしましてはもう少し積極的にこの職業を探求して、そうして適材適所の配置におきまして職業を安定せしむると共に、又生活の安定も期さなければなりませんが、從いまして、現在あります各産業の職業状態を檢討いたして、何が要求されておるか、何は餘つておるか
現に起きておる問題を一二例を取つて申しますれば、相當の資材を數年間ストツクしておる會社であり、會社の設備が相當に餘つておるところの會社、從事員は二百人ありまするが、大月からの給料を支拂つていない事實がある。工場法によりて賃金は支拂うことが規定されておりますが、この監督ができていない。餘儀なくそこに生産管理という問題が起きて參つております。